日本が誇るアニメの世界で活躍する人の仕事の中身を教えます

世界的にも注目されている日本のアニメ産業ですが、実際にはあまり特集されている事はなく日陰の中に埋もれてしまっています。ですがアニメを制作する仕事は沢山の種類があり、お給料も様々です。アニメを制作するにあたり、アニメ監督、プロデューサー、作画監督、アニメーター、CGアニメーター、背景美術、原画マンの最低でも7つの職種の人が大勢関わっています。年収にも差があり、原画マンと背景美術は平均年収300万円からとなっていて、作画監督とCGアニメーターは平均年収400万円からとなっていて、アニメ監督とプロデューサーに至ると平均年収は800万円にもなります。ですが、アニメの制作側より声を担当する声優の人気が圧倒的に多く、制作側のアニメーターが足りていない状況になっています。

始まりが大変なアニメ制作の裏側

アニメ制作と聞くと作画などのアニメーターの仕事も重要になってきますが、まずアニメを制作する前に企画を練る所から始まります。その後、脚本家が本を書きます。アニメ制作にも脚本家がおり、マンガからのアニメ制作にもなるとどこまでの話をアニメとして制作するかも関係してきます。出来上がった台本を多くの制作関係者が確認し、OKをもらえるまで幾度と修正します。そこがクリアできれば絵コンテをつくり、物語全体のコマ割りなどを決めていきます。キャラクターデザインやイメージボードはアニメの肝となる部分ですので、時間をかけて、じっくりと決めていきます。ひらひらしている服装のキャラクターは作画にも時間がかかる為、服装についても時間をかけて話あいがあります。ゲームやコミックなど原作がある場合は、アニメ用としてデザインの変更点を考えるだけでなく性別、年齢の変更を行うこともあります。

原画、作画に入るとシビアな締め切りがある

台本、キャラクターデザイン、世界観が決まったら絵の制作に取り掛かります。まずは絵コンテを基にして、原画マンがキャラクターを動かしていきます。原画マンが描いた絵を監督などがチェックし、クオリティを高めていきます。ですが制作側の人材が不足している今は、様々な製作会社が多くの納期を抱えている為製作期間はシビアになりがちです。その後、動画マンが清書します。清書ができたら、染色スタッフが色を塗っていき一枚一枚の画が完了していきます。完成した作画は編集作業を行って映像にしていき、昨今ではグラデーション処理やエフェクト処理を加えて映像にすることが主流となっています。その後にオープニング等を付けて終了になります。アニメ制作の仕事には多くの人が携わっていて、一秒一秒に長い時間がかけられています。普段アニメを見る際には制作者を思いながら視聴するのもお勧めです。